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阿じ与志3(日本料理・福山市)

Category飲食店訪問


福山市昭和町にある、日本料理の『阿じ与志』。

扱う魚介は天然物ばかりで、個体差によってブレがあるはずなんですが、行く度に驚かされる旨さ。

今回も期待に胸を膨らませながら、福山の友人夫妻と訪問してきました。



つき出しとして出てきたのは、海の幸の宝石箱のような一皿。



薄くスライスされた蒸しあわび、その上にはすりおろされたオクラ、そして雲丹も乗っています。

左上にある白い塊は、ムース状の出汁。

そして写真では見え難いですが、これらの下に敷かれているのは鱧の子のゼリー寄せ(?)です。

どの食材も旨いんですが、出汁が旨いこと旨いこと。

これだけでお酒が飲める程です。



こちらは瓜と魚の子(?)。



しゃくっと噛んだ瞬間に広がる、瓜の香り。清涼感を伴う、濃醇な青い香り。

これ、凄いですよ。

隣にあるのは、こりこり、ぷちぷちとした食感のもの(聞き忘れ)。

例えるなら、ぷりっと感の強い数の子のような感じでしょうか。



続いての皿は、出て来た瞬間に「おっ!」という声が。



刺身はあこうで、下に敷いているのは梶谷農園(三原市)のリーフです。

あこうは薄造りで出すお店も多いですが、こちらでは食べ応えがあるように厚く切って出してくださいます。

味はとても淡白なのに、噛むほどにじわっと出てくる旨味・甘み。

決して濃い味はではないんですが、いつまでも口の中に留めておきたいと思わせてくれます。

何もつけずに、そのままいただくのが、最も旨いと思う刺身でした。



続いては、大きな皿に乗ったあこうの酒蒸しが出て来ました。



写真では伝わり難いですが、このあこう、40センチオーバーの丸々と肥えたやつでした。

生で食べるのと比べると旨味が詰まった感じがして、これもかなりの旨さ。

身を食べ、ひれを吸い、骨をしゃぶる。

どこをどう食べても旨い酒蒸しでした。



この日のラストは、海鰻。





海にわな(筒)を仕掛けて捕った鰻で、一度も川に上っていないんだそうです。

どうやら、色で分かるんだとか。

身はふかふかで、身と皮の間のぷちゅっとしたところがとても旨いです。

タレも甘さ控えめで、素晴らしい蒲焼ではないでしょうか。



少しご飯を出していただき、ミニうな丼としても楽しみました。





こちらは海鰻の肝。





かなりの大きさですが、これで1匹分。

よく見かける鰻の肝の5倍、いやもっと大きいかもしれません。

こりこりとした食感の部分とぷりっとした部分に分かれていて、前者はホルモンの様で後者は軽いコクのあるレバーの様。

これも旨かった。



さらに、鰻のひれや骨も出していただき、酒のアテに楽しみました。





『阿じ与志』は、メインの食材の素晴らしさはもちろんですが、実は僕が楽しみにしているのはサブ的な食材(付け合せ等)の方なんです。

そういう意味においては、この日の瓜や酒蒸しに付いてきた豆腐、刺身に添えられたわさびには大満足。

ちょっと変ですかね(苦笑)。



4度目の訪問はいつになるやらですが、また訪れることが出来るように、しっかりと頑張っていきたいと思います。

ごちそうさまでした!!!!!

(2014.8)


■阿じ与志の訪問記
阿じ与志(2012.12)
阿じ与志2(2013.10)
阿じ与志4(2015.7)


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